トット先生 こと 福永ともみ
1983年、千葉県生まれ。
父・母ともに日本体育大学出身の生粋の体育会系一家に、次女として誕生。
姉・自身も日本体育大学へ進学し、在学中は何度も全国優勝を成し遂げている名門チアリーダー部に所属。
スポーツの世界で青春幼少期を過ごし、家族一同で気力体力のポテンシャルを高め続ける生活。
プロフィールページを見にきて頂き、ありがとうございます。
早速質問です!
トット先生、どんな人に見えますか?
明るい感じ!
いつも元気そう!
悩みがなさそう!
かわいい!(ありがとう )
はい
全部よく言われます
褒められます
一見すると、ポジティブオーラ全開のトット先生ですが、今日に至るまで様々な経験をしてきたからこそ、心に寄り添えるフォトグラファーになれたと自負しています。
どんな風に現在のトット先生が出来上がったのか、今までの歩みを読んで頂けたら嬉しいです。
3人の子供のシングルマザーとして、日々奮闘中。
趣味は、毎日の晩酌や、酸欠になるほどのおしゃべり。
オシャレや買い物も好きですし、美容やメイクも大好きです。
お風呂上がりに顔パックをしながら車を運転して息子のお迎えに行っている人を見かけたら、それは私です。
「かわいい 」を貪欲に追求していて、「かわいい 」と言われると素直に受け取ります。
今では、自分の心に素直に生きているトット先生にも、
「自分の気持ちを言えない、、、」
「我慢しなきゃ、、、」
そんな暗黒時代もありました。
子供の頃からずっとスポーツをしてきましたが、華やかに見える世界にいる一方で、いつも何かに追われていて、常にメンタルの弱さと闘っていました。
日体大では、チアリーダー部に所属していましたが、ケガをして出られなかった大会でチームが全国優勝をするという経験でトドメが刺さり、「私は何も出来ないし、一位になれない人間」というマインドが出来てしまい、そのままお母さんとなりました。
そのまま行けば生粋の教育ママになるであろう三年目、長女が急性脳症という病気になり、右半身麻痺と軽度の知的障害が後遺症として残りました。
急性脳症という病気は赤ちゃんに戻ってしまう病気とも言われていて、食べたり話したり歩いたりなど、今まで出来ていたことは全く出来なくなり、子育てのやり直しと寝たきりのところから先の見えないリハビリ生活が始まりました。
「自信の無い母+障がい児=八方塞がり」となり、カウンセリングセミナーに参加します。
小さい頃の自分と対話をするワークでは、弱く幼い自分と大喧嘩をするほど自分が嫌いすぎるという事実にこてんぱんにされました。
この経験をもとに、その後カウンセラーを目指します。
心のことを学び、自分と向き合う訓練をして、私の子育てスタイルはガラッと変わりました。
そして、「自分と子どもを信じて、”許す”子育て」へシフトしていきました。
心の勉強や長女との関わりで、障がい児へのコミュニケーションの研究を重ね、全こどもが大丈夫というスキルを持って、某こども写真館に入社し、号泣で来店した子を爆笑まで持って行くカメラマンとなりました。
そこでは、
「初めて笑顔の写真が撮れた!」
「こんなに深く関わってもらったの初めて!」
「人見知りって勘違いだったのかも!」
というお喜びの声をたくさん頂きました。
しかし、「大手にいては出来ることが限られる」と一念発起、フリーへの転向を決意します。
フリーになり、一家族一家族の背景に寄り添い、今の悩みやどんなことに幸せを感じるのかなどの想いを共有させて頂き、撮影に臨んでいます。
一斉指導が苦手なお子様に対し、ママや先生との「架け橋」になれる。
そう実感したエピソードがこちらです。
こちらは体操教室での一枚です。
一見、楽しそうに体操の練習に取り組んでいるように見えますが、最初は体育館に入れず、ママの横でじっと下を向いて座っていました。
先生は授業、ママはどうして良いか分からないという中で、カメラマンの私が判断したのは、「ママとこの子の心に全力で寄り添うこと」。
何が不安なのか何が怖いのか掘り下げると、「失敗が怖い」とのこと。
とことん共感した後、「このカメラで頑張っているところを撮りたいから、一緒に中に入ろう!」と伝え、手を繋いで中に入っていきました。
しかし、すぐに練習に入れるわけではなかったので、少し離れたところで「どんなことを練習しているのかメモしておいてね!」と伝えました。
少ししてから他の子たちがはけたタイミングで先生にバトンタッチをし、鉄棒の授業に入ることが出来、無事に撮影も出来ました。
授業が終わったことにホッとしていたら、女の子がメモをしていた紙をそっと渡してくれました。
そこに書いてあったのは、
「おねえちゃんいちばんだいすき!またあそぼうね!」という言葉でした。
私は、感動と共に、カメラというツールを持っているからこそ出来ることがある、お子様とママや先生との「架け橋」になれるんだと実感した瞬間でした。
私のゴールは、
こどもを笑顔にすることで、
その奥にいるママやパパを笑顔にする架け橋となることです。
こどもと出会って3秒で虜にする、
心を写すキッズフォトグラファー
トット先生でした
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